葉山町選挙ブログ2

葉山町長選 選挙速票 
24日(日)投開票。
投票は、午前7時~午後8時。開票は午後9時頃より。

◇投票率(()は前回)
投票当日有権者数は26,899人
期日前投票 2,535 人 9.42% 今年春の町議選は13.66%)
 (消防署:1,837人 葉山ステーション:698人) 

最終期日前投票率はかなり低い。
・正午現在で8.79%、前回より3.62%低い。
・午後3時現在で16.18%、前回より4.79%低く差が開く。
・過去の投票率
 2005年  2008年  2012年  2015年  2019年  2023年
 (H17) 
(H20)  (H24) (H27)  (R01)  (R05)
 守屋大光  森 英二 山梨崇仁  
山梨崇仁  山梨崇仁  ?
  52.16% 57.96%  57.26% 41.87%  無投票    ?
・午後5時現在で18.75%、前回午後3時から3.3%の伸びが2.6%の伸びにとどまる。
・午後7時半、期日前投票を加算しても40%に届かないこと確定か?
 総投票数10,000を下回る可能性も。
・最終投票率35.58%、過去最低を更新。投票者数1万人を切って9,571人。
 地域別では、
堀内会館の39.79%、続いて下山口会館が38.58%と開発問題で住民運
 動が起きている地域が高い。
 最低は、木古庭会館の31.37%。
 有権者数の一番多い役場庁舎は35.48%、次に多い一色小体育館は33.33%で
 あった。

 
◇午前9時    1.35%(1.91%)
 
◇午前10時  3.20%(4.45%)
 ◇午後12時  8.79%(12.41%)

 ◇午後03時  16.18%(20.97%)
 ◇午後05時  18.75%(24.23%)
 ◇午後07時半 25.39%(33.71%)
 
◇最終   35.58%(41.87%)
期日前投票は途中経過には含まず。


◇開票速報 
現職山梨崇仁氏、得票率78.78%で4選。

無題12午後10時過ぎから順次公表。
午後9時半過ぎに神奈川新聞が開票率0%で当確報道。
開票結果(午後10時10分)無題












25日 追記
新人鳥山氏は立候補表明が直前であったことで、政策の訴えが有権者に届け切れなかったと各紙伝えている。
神奈川新聞 25日
無題1
読売新聞 25日朝刊 神奈川版
無題





神奈川新聞が葉山町行政課題について候補者にアンケート調査をし上下2回に分けて掲載。
住民生活に直接影響する「ごみ処理施策」については黄色網掛け部分参照。
当ブログがとらえている、町が抱えている行政課題については、
■葉山町長選 争点見えぬまま現新対決の選挙戦スタート 今、葉山町トップに求められるのは?
参照。

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12月22日 神奈川ワイド
無題
12月23日 神奈川ワイド
無題1
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期日前投票
22日(金)時点で、
       消防署  葉山ステーション  合計  投票率
投票数    1,161    381       1,542  5.7%
今年4月の町議選(統一地方選)では13.66%で投票率は45.84%であった、今回、土曜日1日を残していて前回選挙を上回るかは微妙。
18日現在の有権者数は27,186人。






 

無題

葉山町長選 選挙公報新聞折り込みに入る。
無題1

無題


期日前投票
1)葉山町消防署1階会議室 12月20日(水曜日)から12月23日(土曜日)
             午前8 時30 分から午後8 時まで
2)ショッピングプラザハヤマステーション1階多目的会議室 
             12月21日(木曜日)から12月23 日(土曜日)
             午前9 時30 分から午後7 時まで
投票は24日(日)、午前7時~午後8時



 

無投票選挙が懸念されていた葉山町長選。
告示直前に無所属の新人候補が名乗りを上げなんとか2期連続の無投票は免れ、現職山梨崇仁氏(46)に新人のITコンサルタント鳥山泰輔氏(61)が挑む5日間の選挙戦火ぶた切られた。(19日午前9時現在、告示締め切りは同日午後5時)

期日前投票
1)葉山町消防署1階会議室 12月20日(水曜日)から12月23日(土曜日)
             午前8 時30 分から午後8 時まで
2)ショッピングプラザハヤマステーション1階多目的会議室 
             12月21日(木曜日)から12月23 日(土曜日)
             午前9 時30 分から午後7 時まで
投開票は24日(日)、即日開票される。
無題
前回無投票で前々回の投票率は41.87%。
山梨氏は学校など公共施設再編を、鳥山氏は(大型)開発問題を訴え争点が見えない町長選。
一言でいえば争点無き町長選、投票率40%を越えられるか!
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争点見えぬ葉山町長選、町の抱える課題は何か

葉山町は2025(令和7)年1月には町制100周年を迎える。とかく記念事業やエベントが注目されがちだが、自治体の役割の基本である住民福祉の向上、住民の生命財産を守り(生活インフラ確保)豊かな生活環境の提供(住民サービス)を考えた時、今、葉山町が抱えている課題は何であろうか。
優先順位が高い住民の生活インフラの確保について
高度成長時代に建設された学校校舎を始め公共施設や道路・橋梁は老朽化により改修・更新の時期はすでに過ぎている。
2019(H31)年に町が行った「14施設の劣化診断」を実施した結果では向こう30年で長期修繕+更新の費用は学校校舎の更新など約260億円という結果が出ている。ここにきてようやく公共施設の廃止も含めた見直し改修のステージに立てた状態である。特に、最近の異常気象による自然災害を考えれば古い町道の橋梁、学校を始め公共施設の改修・更新は待ったなしである。又、防災、減災に向けて非難通路、非難場所の整備が求められている。
向う30年、インフラ整備だけに毎年8億円超の費用をかけることはほぼ不可能に近い。
少子高齢化の域に入っている葉山町において現在ある公共施設の利用度によっては施設そのものの廃止も含めた再編も考えなければならない。
その一つに町では児童減少による小学校の廃止に合わせて小中一貫校(場所的に)の計画もある。中断中の中学校給食センター見直しもしなければいけない。
総じて、大型公共事業について、総事業費も含めて再考が必要かも知れない。
以上ハード面の他に、
住民の生命を守る福祉施策は、予算・決算で見ると扶助費にあたる。
2023(R05)年度予算では一般会計116億円の約18%にあたる21億円である。その財源の約半分は国からの補助金であり、ほとんどが国の施策にとどまっている。葉山町独自の施策はゼロではないが限られている。
住民が生活するために必要なソフト面の住民サービス、例えば少子高齢化に伴う高齢者生活支援、子育て支援など充実させないといけない課題は山積である。
同じく、ごみ処理、役場窓口のサービス、防災訓練もDX(Digital Transformation)およびGX(Green Transformation)の時代に合わせて国からも見直しが迫られている。
中でもごみ処理は、地球温暖化抑止施策(カーボンニュートラル)も絡み、新たな「生ごみ資源化」施策は分別・収集等で住民負荷が増し、住民サービルの低下が天秤に掛けられている。
行政には税を投入してでも住民サービスを低下させない施策が求められている。
豊かな生活環境について
自然災害に対する生活インフラの安全対策とは別に、最近、葉山町では大型開発問題(生活環境の保全)が問題になっている。
不動産(土地、建物)所有者からすれば財産効果の高い開発をしたいであろうし、環境問題を優先に考えれば開発抑制をしたい。現状では都市計画法や建築基準法等に沿って開発が行われるが、当然、法律だけでは地域の特性に合わせて考えればグレーな部分が多々あり、これに関して葉山町だけではなく地方自治体は町づくり条例で街づくりの理念・指針を定めて、地域にあった町づくり開発をするようにしている。これは解りやすく言えば努力目標であってMustではなく、これを如何に厳しくしても法的には都市計画法や建築基準法が優先する。更にこれらの開発認可権は神奈川県であり葉山町ではない。
多様化する住民意見や考えの中で、不動産所有者及び開発業者と開発地域近隣住民とでは意見が分かれる。町づくり条例に特化するだけではなく、県の認可手続きに至る行政手続きを整理する時期に来ている。
客観的に見て自然保護など環境面が表に立ちやすいが、所有者の財産保全も考えなければいけない難しい問題である。
大型開発もさることながら、住民の生活インフラ確保に付加価値として考えなければいけないのが自治体の豊かな生活環境である。
ハード面では町営の生涯学習センター、町民スポーツ施設、地域活動センターなどが考えられるが、人口3万人の葉山町には生涯学習センターや町民スポーツ施設に該当する施設は無い。健康増進にお隣逗子市のスイミングプールに行ったり、住民活動のミーテイングや資料つくりに逗子市や横須賀市の施設を使っている住民もいる。
人口3万人の小さな町で施設を作ってもの利用度が低いかも知れないが、図書館と併用の複合機能を有した町民生涯学習センター(仮称)などがあれば嬉しい。
ソフト面では、生活インフラ確保で述べた基本的施策に加えて、葉山町独自で何が出来るかが問われている。
例えば、高校生までの自治体独自の教育費支援、保育所、保育園の確保と費用負担の子育て支援などなどなど・・・

葉山町トップに求められるのは
大企業を持たない葉山町の財源は、住民税と国からの地方交付税でその比率はだいたい1:1である。
今、地方自治体は葉山町に限らず限られた財源の中で住民の生命・安全を守るための行政施策が効率よく出来るかである。
その上で、それを超えた所にどれくらいの財源を充てられどのような付加価値をつけられるかかが問われている。
人件費に一般会計の26%にあたる31億円かけているが、最近、少し人材不足を感じる。

今、葉山町行政組織のトップに求められるのは、
町民に町の山積する課題および課題・施策の優先順位を示し部下と情報共有すること。
その上でそれぞれの施策(事業)をPDCAで廻すこと。
そのためには人材育成に力を入れ組織力を最大限に引き出すことである。


管理者より
町長選告示の前日より投票締切の24日午後24時まで、特定候補者に関するコメントは非公開とさせていただきますのでご了承ください。

18日、新人で無所属の鳥山泰輔氏(61)が葉山町長選出馬の記者会見。
現職の山梨崇仁氏(46)に次いで2人目、明日から選挙戦に入る、投開票は24日(日)。

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葉山町長選 新人の男性(61)出馬表明
12/18(月) 18:42配信 TVKニュース
無題10

任期満了に伴い、19日から行われる葉山町長選挙に、新人でITコンサル業の男性が立候補することを表明しました。
鳥山泰輔氏
「多様な環境でいろいろな価値観を持った人が『共生する』『コミュニティーを作る』そういう町にしたい。 これは国内だけではなくて、海外の人たちにも興味があったら来てほしい」
立候補を表明した鳥山泰輔氏は、葉山町在住の61歳でITコンサル業を営んでいます。 
立候補を決めた理由について、鳥山氏は、現職の山梨崇仁町長の4選を阻止することなどをあげました。
 また、現在町で行われている開発が条例に沿っていないと主張し、ホテルやマンションの乱開発をできなくするために「まちづくり条例」を見直すと訴えています。 
そのうえで、町制100周年に向けて歴史的遺産の保全などに取り組んで行く考えです。 

葉山町長選挙は19日告示、24日に投開票が行われ、立候補を表明したのは現職の山梨町長に次いで鳥山氏が2人目です。
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