18日(日)、鎌倉市議選が告示された。
投開票は25日(日)、任期満了に伴う鎌倉市議選(定数26)に現職20、元職4、新人1615の計40人39人が立候補。
◇立候補者速報(告示途中の情報の為変更の可能性あり)
無題


争点は何?
前回、2017年の市議選では、選挙直前に出てきた市庁舎移転問題、依然決まらないごみ焼却場、下水道管破損整備工事不備、庁内公金紛失等職員不祥事続発、世界遺産誘致失敗など行政課題はいっぱいだが、今回の選挙の争点は見えてこない。
と書いたが、鎌倉市は4年立っても市庁舎移転問題ごみ焼却場庁内不祥事続発はくすぶり続けているようだ。
今回はこれに村岡新駅設置、新型コロナ対策が加わり市議選争点は多種多彩。
各候補者は、少なくとも
 ①市役所移転問題
 ②ごみ処理施策
 ③村岡新駅設置
に関しては、自身の考えをはっきりと有権者に訴えてほしい。

前回の新人・元職当選率は?
前回(2017年)市議選では、新人・元職15人が立ち8人が当選で当選率は53%。
今回は現職とほぼ同じ2019名の新人・元職(新人1615.元職4)が立候補し、前回と同じように約半数が当選するとすると、現職4名が落ちることになる。
まさに乱戦。
地方選で数十人の候補者から一人を選ぶ選挙には無理が
議員報酬が低いからと地方議員の定数割れが良く叫ばれているが、鎌倉市に限ってはよほど議員報酬が高いのか高倍率である。
現在の選挙の方法は、有権者は全候補者の中で1人を選び、得票数の多い順に定数26人が決まる。
有権者にとって候補者の比較評価ができるのは数人であろう。
40人の候補者の中から政策等で一人を選ばなければならいというのは酷な話である。
地方議員選挙も有権者が候補者の評価が出来るよう、定数が多い自治体は地域内選挙区制にした方がいいのではないか。

19日 9:00 更新

<鎌倉市行政過去記事>